人生実りの秋 収穫活動 (しゅうかつ) 事例のご紹介

60歳頃からの20年間は「人生実りの秋」、感謝しながら収穫を楽しみ、次の季節にも備えましょう。

その7 娘とその子供たちがやってきた「心豊かな時間」

知人#7の事例です。

 

 娘から「今度の連休遊びに行ってもいい?」とLINEで連絡があった。ちょと考えて、土曜日の自転車サークル、日曜日の体育の日のイベント、月曜日のゴルフレッスンをすべて調整した。「心豊かな時間」には、明白な優先順位があるようだ。

 

 私には、子供たちとその子供達との時間は、もっとも強力な「心豊かな時間」のようだ。脳内には「つながりの幸福感情」を感じる、オキシトシンがいっぱい分泌されているようです。

 

 土曜日に予定していた自転車サークルのイベントは1か月に1回だけです。これに参加することでも「つながりの幸福感情(オキシトシン)」を感じます。さらに「健康の幸福感情(セロトニン)」、「達成の幸福感情(ドーパミン)」も感じます。しかし、これをキャンセルしたのですから「子供とその子供達との時間」は最強のようです。

 

 私が思いついた理由は、進化の結果、今生きている生き物の「NO1の欲求は繁殖して種を次世代につなぐこと」です。この行動が強い性質をもつグループが、世代とともに多数派になる、この当たり前な理論が進化の超シンプルな原理です。

  

 ちなみに「NO2の欲求は安全」、「NO3の欲求は食べる」ことです。NO1の繁殖欲求は種の生延び、NO2の安全欲求、NO3の食べる欲求は個体(つまり自分)の生延びのための機能です。

 

 私は、このNO1の欲求である「繁殖して種を次世代につなぐ」ことで、強烈な「心豊かな時間」を感じるようです。遺伝子に操られているようちょっと気になりますが、大きな幸せを感じるのでまあいいかと思っています。

 

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 追記です。

 

 この状況も、3日目ぐらいから感情が弱くなってきます。逆にストレスにもなってきます。子供とその子供達が帰ると寂しいですが、ホットする感情もわいてきます。

その理由は、下記が思いつきます。

 

・感情は刺激が継続しなければ、時間とともに減衰する。

  喜びの持続時間は35時間、感動は2.5時間など調査結果もあり(2014、ベルギー)

・五感は変化に反応する。つまり、慣れると感じなくなる。

  黄色いスキーゴーグルをつけると、最初だけ黄色く感じるがすぐ透明になる。

・自分の生活のペースが変わると、適応するまでの間はストレスになる。

 

 ヒトの感情はダイナミックで、奥が深いですね。