その4 60歳を過ぎて「秋」を迎え、今 自分が持っている「人生の実り」を確認してみた。(2/2)
知人#4の事例です。
60歳を過ぎて「秋」を迎え、自分が持っている「人生の実り」を確認してみた。
の続きです。
・実り4 家族や親せき (血縁資産)
幸いなことに子供たちはそれぞれ結婚して独立。
ときどき家にも遊びにきてくれる。その子供達もつれてくる。
楽しい時間が過ごせる、私の人生のおおいなる実りです。
まあ、みんな「妻の家」に来るんですが。
子供達その子供たちの存在、子育てに関して、妻は最大の功労者です。
絶大な感謝をしてもしきれません。ありがとう!
私の兄弟姉妹とは、親の介護支援もあってほぼ毎月会っています。
それぞれ得意なことで仕事を分担できる頼もしい兄弟姉妹です。
絆もつよくなってきまたような気がします。親は我々をつなぐ存在ですね。
私の叔父叔母、従妹たち、甥っ子姪っ子は、私の父母の人生を楽しく
してくれています。ありがたいです。それぞれの顔を思い浮かべると
こちらも笑顔になります。親戚にも恵まれたな~ 実りだなと改め思っています。
・実り5 遊びの仲間・勉強会の仲間・友人知人 (人脈資産)
仲間、友人知人は本当にありがたいです。
一人より仲間と一緒の方が楽しさが数倍増えます。誘えばだれか応じてくれます。
一人で行き詰った時にそれを破ってくれます。長く楽しく続けられます。
自分では思いもしない、新しいことを教えてくれて、世界が広がります。
大きな人生の実りです。
・実り6 経験と技術 (能力資産)
仕事やプライベートの経験で身に着いた技術や学びは大きな実りです。
公共機関のITシステム開発を通して、プロジェクトマネジメントに関する技術、
ITに関する知識、そして税・社会保障など社会の仕組みを学びました。
これらは、自分の今の生活に直結して役に立っています。まさに実りです。
・実り7 動ける身体・心 (身体資産)
最後はこれです。ありがたいことに、身体も心も何とか健康レベル、ちょっと太り気味だし、老化もだいぶ自覚はしている立派なシニアだ。人生の「春」や「夏」のようなわけにはいかないが、自由な時間を自由に動くことができる身体はありがたい実りの一つだと思う。
生物としてのヒトの身体の能力は20歳頃がピークで、あとは衰えるばかりらしい。 ヒトの進化の歴史上、千年前の平均寿命は25歳ぐらい、100年前でもやっと30歳をこえた程度だそうです。自分が60歳過ぎてだいぶ衰えているのは、まったく仕方ないのです。栄養状況や衛生状況、医療の劇的な進化でこの100年間で、日本人の平均寿命は80歳を超えています。まったくありがたいことです。
以上です。