その7 娘とその子供たちがやってきた「心豊かな時間」
知人#7の事例です。
娘から「今度の連休遊びに行ってもいい?」とLINEで連絡があった。ちょと考えて、土曜日の自転車サークル、日曜日の体育の日のイベント、月曜日のゴルフレッスンをすべて調整した。「心豊かな時間」には、明白な優先順位があるようだ。
私には、子供たちとその子供達との時間は、もっとも強力な「心豊かな時間」のようだ。脳内には「つながりの幸福感情」を感じる、オキシトシンがいっぱい分泌されているようです。
土曜日に予定していた自転車サークルのイベントは1か月に1回だけです。これに参加することでも「つながりの幸福感情(オキシトシン)」を感じます。さらに「健康の幸福感情(セロトニン)」、「達成の幸福感情(ドーパミン)」も感じます。しかし、これをキャンセルしたのですから「子供とその子供達との時間」は最強のようです。
私が思いついた理由は、進化の結果、今生きている生き物の「NO1の欲求は繁殖して種を次世代につなぐこと」です。この行動が強い性質をもつグループが、世代とともに多数派になる、この当たり前な理論が進化の超シンプルな原理です。
ちなみに「NO2の欲求は安全」、「NO3の欲求は食べる」ことです。NO1の繁殖欲求は種の生延び、NO2の安全欲求、NO3の食べる欲求は個体(つまり自分)の生延びのための機能です。
私は、このNO1の欲求である「繁殖して種を次世代につなぐ」ことで、強烈な「心豊かな時間」を感じるようです。遺伝子に操られているようちょっと気になりますが、大きな幸せを感じるのでまあいいかと思っています。
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追記です。
この状況も、3日目ぐらいから感情が弱くなってきます。逆にストレスにもなってきます。子供とその子供達が帰ると寂しいですが、ホットする感情もわいてきます。
その理由は、下記が思いつきます。
・感情は刺激が継続しなければ、時間とともに減衰する。
喜びの持続時間は35時間、感動は2.5時間など調査結果もあり(2014、ベルギー)
・五感は変化に反応する。つまり、慣れると感じなくなる。
黄色いスキーゴーグルをつけると、最初だけ黄色く感じるがすぐ透明になる。
・自分の生活のペースが変わると、適応するまでの間はストレスになる。
ヒトの感情はダイナミックで、奥が深いですね。
このあとのテーマ(案) これを早く読みたい!、こんなテーマ書けないか! のリクエストもどうぞ。
その メタバースで心豊かな時間を持てるか? VR美術館、海外旅行・・
その 松山からしまなみ海道を自転車ではしってみた
その 米原から琵琶湖を自転車で走ってみた
その あまり親しくない知人とのゴルフ旅行が「心豊かな時間」満載だった!
その それぞれの「心豊かな時間」 優先順位は? ( 家族、友人、趣味 )
その 大事なのは人の輪に毎日入ること。オンラインで実現できるか?
その 早朝の一人の時間「心豊かな時間」 ゆっくり考える時間
その バックグラウンド音楽が、心を落ち着かせる
その おいしく食べて「心豊かな時間」
ーーー 考えるフレームワーク ーーー
「人生実りの秋 収穫を楽しむ」ことは「心豊かな時間を過ごす」と考える
1. セロトニン 「健康」の幸福感 (やすらぎ、癒やし)ポジティブで前向きな気分
オキシトシン「つながり」の幸福感 愛情、交流、感謝
ドーパミン「やる気」による幸福感 達成感や高揚感に関連」
2.「人間の幸せには、快と楽、没頭、意味の3種類ある」
3.「人生には、私事、仕事、志事 の3つの”しごと”がある」
*** 心豊かな時間を過ごす = 自分でつくる 環境を整える
*** 時間 : 秋は20年 7300日 食事は 22万回
場所
*** メタ情報 ***
ヒトが感じる幸福感 (体内の情報伝達物質)
1.もっとも基本になるのは「まず健康」 (セロトニンが分泌)
2. 「次に(人との)つながり」 (オキシトシンが分泌)
3. 「その上で目標達成」 (ドーパミンが分泌)
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「人間の幸せには、快と楽、没頭、意味の3種類ある」
・快と楽:生き物として心地よさ、楽しさの感情がわくこと。
遺伝子レベルの幸せです。
・没頭:今、ここに集中すること。ゾーンとかフローともいわれます。
未来の不安も過去の後悔も考える暇がなく、今ここに夢中になること。
・意味:意味があれば、自分の「快と楽」とは違っても幸せを感じる。
例えば、家族、社会のためなら、自分にはつらい仕事からも幸せを感じる。
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「人生には、私事、仕事、志事 の3つの”しごと”がある」
・私事 : プラ―べート、家族や友人に関すこと。家庭に関すること。
・仕事 : 人からお金が頂く仕事、職場に関すること。
・志事 : 自分の人生のこころざしに関すること。
その6 大事なのは人の輪に毎日入ること。財産があっても一人ぼっちは・・・
知人#6の事例です。
「大事なのは人の輪に毎日入ること。億の財産あったかて家にポツンと一人やったら幸せちがいます。」新聞で紹介されたある関西の方の人生哲学です。
この方は、94歳女性の方で食べ物屋の店長さん。10名を超える店員の方は全員70歳以上だそうです。職場の仲間との雑談、友人らとの食事。こんな日常の営みに人生の豊かさがあることを知りました。
先人の知恵によれば、これに関する科学的な根拠が複数あります。
・ ハーバード成人発達研究は 史上最も長期に渡って 成人を追跡した研究です
75年間724人の男性を追跡し 休むことなく 仕事や家庭生活 健康などを記録しました 。彼らの人生から得た 何万ページにもなる情報から 分かった事は何でしょう? それは富でも名声でも 無我夢中で働く事でもなく 75年に渡る研究から はっきりと分かった事は 私たちを健康に幸福にするのは 良い人間関係に尽きるという事です
・その他 「友だちの数で寿命はきまる 人との「つながり」が最高の健康法」など、多くの科学的な的根拠情報があります。
これに関して、自分が実際にやっていることは、
・なるべく人にあう機会を自分からつくる (ある月は8回、運動、懇親会、小旅行など)
・誘われたら「健康と幸福」のために、時間と少しのお金を投資する
(ある月は3回、運動、小旅行など)
・オンラインミーティングも活用する(ある月は3回、勉強会、相談など)
でした。
以上です。
その5 人生実りの秋 「収穫を楽しむ」 ことを考えてみる。
知人#5の事例です。
60歳頃からの20年間は「人生実りの秋」、感謝しながら収穫を楽しみ、次にも備える季節です。このテーマのなかの「収穫を楽しむ」ことを考えてみます。
「収穫を楽しむ」ことを言いかえると、幸せ、楽しい、心地よい、いい感じ、ウエルネス・・などいろいろ考えられます。人間がどんな時に幸せに感じるのか、なかなか難しい「問い」です。
先人の知恵を調べてみて、自分の心に残ったのは下記です。
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1 「ヒトが幸福感を感じるとき、脳内では3種類の脳内物質が出ている」
これには下記の3種類があり、幸福の質が異なります。
・「セロトニン」的幸福 やすらぎ、癒やし、いい気分など 「健康」の幸福感
・「オキシトシン」的幸福 人との 「つながり」の幸福感
・「ドーパミン」的幸福 成功、目標の達成など「達成」の幸福感
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2 「人間の幸せには、快と楽、没頭、意味の3種類ある」
・快と楽:生き物として心地よさ、楽しさの感情がわくこと。
遺伝子レベルの幸せです。
・没頭:今、ここに集中すること。ゾーンとかフローともいわれます。
未来の不安も過去の後悔も考える暇がなく、今ここに夢中になること。
・意味:意味があれば、自分の「快と楽」とは違っても幸せを感じる。
例えば、家族、社会のためなら、自分にはつらい仕事からも幸せを感じる。
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3 「人生には、私事、仕事、志事 の3つの”しごと”がある」
・私事 : プラ―べート、家族や友人に関すこと。家庭に関すること。
・仕事 : 人からお金を頂く仕事、職場に関すること。
・志事 : 自分の人生のこころざしに関すること。
私は「人生実りの秋 収穫を楽しむ」ことを「心豊かな時間を過ごす」と考えることにしました。それは「健康、つながり、達成感を脳内で感じ」て、「快と楽、没頭、意味があること」が、「私事、仕事、志事」のなかに沢山ありそうで、ワクワクします。
自分にとっての「心豊かな時間」見つけて、どうやって長く実現するかを工夫して、行動したいと思います。
その4 60歳を過ぎて「秋」を迎え、今 自分が持っている「人生の実り」を確認してみた。(2/2)
知人#4の事例です。
60歳を過ぎて「秋」を迎え、自分が持っている「人生の実り」を確認してみた。
の続きです。
・実り4 家族や親せき (血縁資産)
幸いなことに子供たちはそれぞれ結婚して独立。
ときどき家にも遊びにきてくれる。その子供達もつれてくる。
楽しい時間が過ごせる、私の人生のおおいなる実りです。
まあ、みんな「妻の家」に来るんですが。
子供達その子供たちの存在、子育てに関して、妻は最大の功労者です。
絶大な感謝をしてもしきれません。ありがとう!
私の兄弟姉妹とは、親の介護支援もあってほぼ毎月会っています。
それぞれ得意なことで仕事を分担できる頼もしい兄弟姉妹です。
絆もつよくなってきまたような気がします。親は我々をつなぐ存在ですね。
私の叔父叔母、従妹たち、甥っ子姪っ子は、私の父母の人生を楽しく
してくれています。ありがたいです。それぞれの顔を思い浮かべると
こちらも笑顔になります。親戚にも恵まれたな~ 実りだなと改め思っています。
・実り5 遊びの仲間・勉強会の仲間・友人知人 (人脈資産)
仲間、友人知人は本当にありがたいです。
一人より仲間と一緒の方が楽しさが数倍増えます。誘えばだれか応じてくれます。
一人で行き詰った時にそれを破ってくれます。長く楽しく続けられます。
自分では思いもしない、新しいことを教えてくれて、世界が広がります。
大きな人生の実りです。
・実り6 経験と技術 (能力資産)
仕事やプライベートの経験で身に着いた技術や学びは大きな実りです。
公共機関のITシステム開発を通して、プロジェクトマネジメントに関する技術、
ITに関する知識、そして税・社会保障など社会の仕組みを学びました。
これらは、自分の今の生活に直結して役に立っています。まさに実りです。
・実り7 動ける身体・心 (身体資産)
最後はこれです。ありがたいことに、身体も心も何とか健康レベル、ちょっと太り気味だし、老化もだいぶ自覚はしている立派なシニアだ。人生の「春」や「夏」のようなわけにはいかないが、自由な時間を自由に動くことができる身体はありがたい実りの一つだと思う。
生物としてのヒトの身体の能力は20歳頃がピークで、あとは衰えるばかりらしい。 ヒトの進化の歴史上、千年前の平均寿命は25歳ぐらい、100年前でもやっと30歳をこえた程度だそうです。自分が60歳過ぎてだいぶ衰えているのは、まったく仕方ないのです。栄養状況や衛生状況、医療の劇的な進化でこの100年間で、日本人の平均寿命は80歳を超えています。まったくありがたいことです。
以上です。
その3 60歳を過ぎて「秋」を迎え、今 自分が今持っている「人生の実り」を確認してみた。(1/2)
知人#3の事例です。
60歳を過ぎて「秋」を迎え、自分が持っている「人生の実り」を確認してみた。
・実り1 自分の時間
「夏」までは、仕事や家庭のため責任ある役割を全うすることを第一優先に、自分の時間を使ってきた。会社を退職して子育ても一段落して迎える「秋」では、自分のために使える自由な時間が実っている。
超概算で考えると、20年間、睡眠を除く1日16時間は自分が使える時間になった。1日あたりでは働いていた「夏」の季節の2倍以上、自分の時間を持っていることになる。
20歳から60歳までの40年間分に匹敵する自分の時間をもっている計算になる。人生全体の自分の時間のほぼ半分が、今から過ごす人生の「秋」にあるような気がする。
・実り2 我慢してまで働かなくても生きていけるお金 (金融資産)
「夏」までに働いて今持っている金融資産と、今後終身で得られる老齢年金の資産が実っている。1年間会社をやめて暮らしてみたら、我慢してまで働かなくても、生きていけそうだとほっとしている。
今後発生する病気や介護のリスクも心配だか、両親の病気や介護の支援をして、お金の管理を実体験してみると、怖がり過ぎなくてもよいことがわかった。 日本の社会保障はありがたいです。自分と配偶者の時も何とかなるでしょう。
・実り3 今住んでいる家、生活に役立っている物など (物的資産)
今住んでいる家は築30年。慣れもありまあ快適に暮らしている。時間があるのでいろいろ片づけてみたら、さらに愛着がわいて幸せな時間を感じる住処になりました。ほかに衣食住を支える服や調理道具や家具、それに車などなどもちょっと時間をかけて整理してみたら、役出つ物だけが残り、暮らしの快適度があがりました。それぞれ自分の持っている実りですね。
(続きは その4で )