その3 60歳を過ぎて「秋」を迎え、今 自分が今持っている「人生の実り」を確認してみた。(1/2)
知人#3の事例です。
60歳を過ぎて「秋」を迎え、自分が持っている「人生の実り」を確認してみた。
・実り1 自分の時間
「夏」までは、仕事や家庭のため責任ある役割を全うすることを第一優先に、自分の時間を使ってきた。会社を退職して子育ても一段落して迎える「秋」では、自分のために使える自由な時間が実っている。
超概算で考えると、20年間、睡眠を除く1日16時間は自分が使える時間になった。1日あたりでは働いていた「夏」の季節の2倍以上、自分の時間を持っていることになる。
20歳から60歳までの40年間分に匹敵する自分の時間をもっている計算になる。人生全体の自分の時間のほぼ半分が、今から過ごす人生の「秋」にあるような気がする。
・実り2 我慢してまで働かなくても生きていけるお金 (金融資産)
「夏」までに働いて今持っている金融資産と、今後終身で得られる老齢年金の資産が実っている。1年間会社をやめて暮らしてみたら、我慢してまで働かなくても、生きていけそうだとほっとしている。
今後発生する病気や介護のリスクも心配だか、両親の病気や介護の支援をして、お金の管理を実体験してみると、怖がり過ぎなくてもよいことがわかった。 日本の社会保障はありがたいです。自分と配偶者の時も何とかなるでしょう。
・実り3 今住んでいる家、生活に役立っている物など (物的資産)
今住んでいる家は築30年。慣れもありまあ快適に暮らしている。時間があるのでいろいろ片づけてみたら、さらに愛着がわいて幸せな時間を感じる住処になりました。ほかに衣食住を支える服や調理道具や家具、それに車などなどもちょっと時間をかけて整理してみたら、役出つ物だけが残り、暮らしの快適度があがりました。それぞれ自分の持っている実りですね。
(続きは その4で )